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September 13, 2004

ヴィレッジ

僕はMacintoshのコンピューターを学生の頃から使っていて、このブログもMacのSafariというWebブラウザソフトから書き込んでいる。Macを使う人は、相変わらず少数派のようで、「Mac使ってるんだぁ、ふーん」と感嘆されることは多い。

なぜMacを使うのか? ひもとけば大学生の時、友人がMacintosh Classic IIを使っていて、それを廉価で譲ってもらたからだ。それで学生記事やら卒論やらの原稿を書いているうちなじんでしまい、以来そのまま機種を買い替えつつ使っているというわけだ。つまりは慣れというものだ(ちなみにその前は、ワープロ専用機を使っていた)。
最近MacOS Xになって操作が変わったりそれまで持っていたソフトウェアが使えなくなったのは往生こいたのだが、僕はWindowsの上ではメール以外は全く書けないので、よってそれでもMacを使い続けている。

これは自分一人の個人的嗜好であり、習慣の問題であるとは認識していて、パソコンを買おうとする人から機種の相談をされた時に、Macを勧めるなんてことは間違ってもしない。
こんな閉ざされた機械の使い手に、他人を引きずり込む必然性なんてないのだ。

さてさて。僕は今日、午前中休みをとっていた。
それにしても僕のような独身で、さして深追いする趣味もない人間にとっては、休暇は、病気や帰省の時でもない限りさして必要性はない、という気がする。
しかし、年次有給休暇というのは適度に消化していくことが推奨されるのである。それはそれでよいのだろう。
時にはそういうオフも必要なんだろうし。おそらくは。

そこで、その午前中の時間を潰すために見たのがヴィレッジ

ホアキン・フェニックスの演技も見たかったのだが、それよりもM.ナイト・シャマラン監督の作品と来れば、どうしてもどんでん返しを期待して見に行くことになる。

見終えての印象を記せば、このヴィレッジという映画は、たしかにどんでん返しはある。ただ、それ自体が中核ではない。その盛り込み方が、非常にいい塩梅のような気がしている。

思い起こせば、1999年のシックス・センスが僕の最も好きな映画の一つになっているのは、オチの衝撃や、張り巡らされた伏線を読み解く面白さがあったからだけではない。それが医師と少年の信頼が物語の柱であり、母と子、医師と妻、それぞれの家族愛を描いた物語であったからだ。

そしてこのヴィレッジも、そうした何かが描き込まれており、僕にとってはなかなかよいお話と感じられている。

たしか前作のサインも似たようなことを訴えていたような気もするのが、いかんせん宇宙人が襲ってくるというキッチュな設定のまま話が進んでいくのは、ついていくことが十分できなかった。そう、サインでどんでん返しで宇宙人の正体が明かされると思い込み矢追純一的世界をずっと我慢して見て疲れてしまった。そんな人にも、この映画なら安心してお勧めできるというものだ。

森は、閉ざされている。その森に何者かが棲まう。何者かの正体が明かされないので怖いのがブレア・ウィッチ・プロジェクト、明かされて心打たれるのが、ヴィレッジ。

今回もお約束のように、上映後に配られる解読マニュアルがあった。しかしその中身がほとんど、あってもなくてもどっちでもいいレベルのものになっている。このことは多分に喜ばしい。そろそろ、解読マニュアルなしで楽しめるものであっていい。

と思いながら、午後からは会社に行って仕事した。

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