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February 26, 2005

タワーリング・インフェルノ

タワーリング・インフェルノです。いまさらなんだけど、できあがったばかりの超高層ビルが、竣工パーティーの日に火事になって燃えちゃうという話。1974年の映画です。

これ、たしか中学生の時にTVで見て、そのインパクトに釘付けになった記憶があるんだよね。
高層階のパーティ会場から隣のビルの屋上までロープを渡して、ワゴンで避難する! ラストでは給水タンクを爆破して火を消す! な、なんという荒唐無稽さ。こういう現実にはありえないアイデアのオンパレードは、パニック映画にはやはり必須ですな。

火事の発生を知らずに情事を重ねていて逃げられなくなり、焼け死ぬカップル。自分だけ逃げようと周囲をはねのけワゴンを奪うが、結局、綱が切れてまっさかさまとなるやつ(まるで蜘蛛の糸のガンダタ)。うひゃうひゃ。いや〜やっぱりこういうやつらが出てこないとねえ。

WOWOWで放送されていたんだけど、むかしのインパクトが強かったのでついついまた見てしまった。
この映画の終幕。詐欺師をしていた男がようやく本気で愛する女性と巡り会ったのに、結局彼女は死んでしまっていた。そして生き残った彼女の愛猫を渡される。まさに、涙なしでは見られない…印象に残るラストシーンだね。


ところで、猫の話が出てきたので、今日はもう少し猫について語ってみる。

僕はペットとしては、犬より猫のほうが好きだ。いわゆる猫派である。

僕にとって、犬は、人間に媚びる姿が好きではないんだよね。彼らは弱い者には威張り、強い者に媚びる生き物のように僕の目には映る。人間が強いから、餌をくれるから従う。
そういうふうに見える。それが僕には許せない。

それに比べると、猫はふだんは人間なんて我関せずというスタンス。こっちが呼んでも振り向きゃしない。ただ腹が減ればニャアニャア鳴いて寄ってきて、寒くなればゴロゴロ言いながらこたつに入ってくる。その現金なふるまいが、かえって好感を持てる。

それに、僕が実家に帰ると、実家で飼っている犬が僕を見て吠えるのだ。
僕はもう10年家を留守にしていて、犬の彼(—名前は何だっただろう? 興味がないので覚えられないのだ)が家に来たのは3、4年前。彼にとってこちらがよそものなのだろう。
一方、僕が大学生の頃から飼い始めている猫のほうは、長らく留守にしていてもちゃんと認識してくれている。

やっぱり猫が好き。

もっとも、犬や猫が自分で好き好んで彼らの習性を選びとったわけではないので、彼らがそのように行動することを責めるのもせんなきことなんだろう。あくまで、僕の好みの問題だ。

それに、犬より猫が好きと述べたばかりでなんだけど、僕は猫にもとりわけ愛情を抱いているわけでもない。
僕が元来、いちばん好きなのは人間だ。そして動物は、好き嫌いはあっても僕の人生を左右するものではないと思っている。動物は動物で、人間とは別の存在だ。

彼らには感情がない。僕はそう感じる。
もちろん、喜怒哀楽といった程度の情動はあるようだ。でも所詮、彼らは他人のそれを自身のものとして感じ取るような、知性を備えた存在ではない気がする。
感情が通じないものに精魂を注ぐよりは、やはり人間を相手にしたほうが何倍もいいな。そう思って醒めた目でペットと向き合っている。

でも、そんなふうに動物を見ていることを、人間の、とりわけ女性に言うとすこぶる評判がよろしくない。人間の女性を相手にする時は、ペットに関する話題には重々気をつけようと思っている(でも、言っちゃうんだけどね。あーー)。

ところで、この前のお正月もそうだったのだけど、もう何年も前から実家に帰るとくしゃみがとまらず、体がだるい。どうやら原因は、猫の毛に対するアレルギー反応らしい。
猫が好きなのに猫アレルギーになってしまうとは! なんということだ、やれやれ。

やっぱり猫も好きにならないほうがいいのかもしれない。

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