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March 29, 2005

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか

世間的には春休み。

ということでなのか、NHK BSではアニメ特選として、マクロス・シリーズの一連の映画(OVA含む?)作品が放送された。それを知って、思わずこの超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか愛用のHDDレコーダーに録画してしまった次第であるよ。
で、さらにその後、DVD-Rに焼き直しまでしてしまったのである。

そんなふうにこだわったのは、少しばかりのわけがある。
このマクロスは、ヤマト、ガンダム、エヴァンゲリオンなどと並ぶような、アニメ史上のエポックメイキングな作品だ。
(こう言って間違いないと思う…たぶん)。

80年代、90年代という時代をリアルに語るための一つの教養として、アニメやマンガへの理解は不可欠であると思っている僕にとっては、外せない。

といっても、いわゆるオタクと呼ばれる人たち(代表格は岡田斗司夫センセイでしょうか、やっぱり!)ほどの知識量や執念の深さを、幸か不幸か僕は持ち合わせていない。だから、あくまにライトに親しんでいるだけなんだけど。

#実は、眼鏡をかけ独特の語り口をもつという僕の見てくれに注目し、僕自身がオタクなんじゃないかという誤解をする人が少なくないようです。でも、それはオタクな人たちに失礼だと、内心思う。
#えー、繰り返しますが、僕はあくまで教養の一つとして広く浅くキーワードをおさえているだけ。アニメやマンガの個々の作品について、人に誇れるほどの感情移入はないので。あしからず。
#…最近「おおみずさんはオタクかと思ったけど、意外にこだわりがないんですね」と言われたりするので、あえて記してみました。

閑話休題。
そういうスタンスをとる僕にとって、外せないものだったわけです。

映画に先立って放送されていたテレビシリーズは、本放送ではなく再放送で見た記憶がある。
平日の朝5時半だか6時だかからやっていたから、早起きしてこたつにもぐりつつ見ていたよ、たしか。(この再放送は、CBCだけだったんだろうか?)。

で、当時は気づかなかったのだけど、実はリン・ミンメイってとーってもジコチューな女の子なんだよね。
で、そのわがままな女の子に、優柔不断な男の子の一条輝君が翻弄されているってお話だったのである、これは。
おお、そうだったのだ!
戦闘機からロボットへと変形するバルキリーのカッコよさとか、文化を知らない宇宙人たちといった設定の斬新さには目を奪われていたけど、そんな80年代的男女の恋愛模様まで読み取れというのは、子供には所詮無理なことであったのだ。

こういうことは、ごく最近になってインターネットのWebサイトで指摘されているのをたまたま発見し、なるほどそうだったのだ、と改めて気づかされた次第。
考えてみればミンメイとヒカルの仲がいったいどういう関係なのか(恋人でもないし…)ということに腑に落ちないものは、当時から抱いていたんだよね。
上官で年上の早瀬未沙にヒカル君が惚れてしまうのもよくわからなかったけど、いまから見直せば、彼女は気が強そうに見えても実は内面女の子なわけで、ウムそういうこともありなん、て思うよね。
(自分も含めて、ある種の男はこういう女性には弱い)。

はい。まったく。

ところで、愛、愛ということなのだが、この映画の放送に先立つ3月25日に、僕の地元の愛知県では、愛・地球博が開幕した。

以前もこのむびろぐで書いたことがあるのだけど(その時のブログ)、いやあ本当に始まるんだね、という気がする。

ま、そういうふうに自分の生まれ育った地域が注目され、奇しくも好景気で湧いているという報道もされたりしているのを見ていると、ふと、地元を離れて東京で働いていることに一抹の寂しさを感じちゃったりもするんだけどね。
(まあ、これは相変わらず今の土地に身寄りのない、根なし草生活を続けているところが大きいのだろうけど…)。

でも、そういうある種の寂しさを感じているのは、僕だけなんだろうか?

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March 20, 2005

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月

ブリジット男(?)を自認するワタクシ。

なにしろ三十路、独身の生活なのだ。気ままといえば気ままだけど、こんなんでいいのか?という不安を常にまといながら生きている。

そんなわけで、前作に続いてきれそうな私の12か月を見に行った。

正直な感想としては、うーん。前作のほうが共感できたかなあ。
といったところ。

まず、僕にとって許容しがたい点が2つほど。
ここであげてしまってもよいでしょうか?

スキーです。
スキーにでかけた時のコメディのセンスは…なんといいますか、かつてサザエさんにそんなシーンあったよなあ、って感じなのだ。

スキーができないのに話の流れでスキーについていく。リフトを下りることができずにそのまま下ってしまう。滑り出すと停まらずに、上級者コースに入ってそのままゴールイン。
ってあまりにもギャグとして定番過ぎませんか(…もしかして海の向こうではこれが新鮮なのだろうか??)。

それから、騒動に巻き込まれ、タイで収監されてしまうこと。
いくらなんでも話を広げすぎではないですかね。

こういう展開には、僕はかつての週刊少年ジャンプの漫画を思い出す。
僕が中学生の時に人気絶頂だった漫画週刊誌だ。そこに連載されている漫画は、ストーリーが続いていくにつれやたらと活躍の舞台が広がっていく。先々ではどんどん強い敵が出てきて、主人公は限りなく成長して行く。それがジャンプのパターンだった。

で、これも同じなのかと思ってしまったのですよ。

前作を超えるためにわざわざ海外を舞台に選んだのだろうか。しかもそこで麻薬所持の容疑で逮捕されるというこれまでのレベルを超えたドタバタを繰り広げないといけないのだろうか。
でも、もし現実に起こったら、笑い事にできない問題だと思う。
うーん。もう少し、身近なところで話を展開させてくれたほうがいいんじゃない?

と、感じてしまった次第。
ただこれらは、僕が僕の基準で受け入れ難いと思っただけで、映画として面白いとかつまらないとかは別の問題だ。
細かいことに目くじら立てるほうが大人げないわけで、映画としては、たぶん楽しい1本と言うのがいいと思う。

さて、前作のほうが共感できたかと述べたけど、その理由は別にこの2点にあるわけじゃない。
理由はもっと単純だ。
今回は、ブリジット・ジョーンズに彼氏ができてからのお話だから。
そう、そこなのだ。

前作はレニー・ゼルウィガーも、もてない女の、ちょっとイケていない日々を演じてくれていたのでよかった。

思い出すのは前作の冒頭のシーン。
ブリジットが部屋で絶叫して“一人はもうたくさん”と歌うシーンとか、あるいは部屋でのたれ死んで、犬にがりがりと食われているところを発見されるという日記の表現とか、絶妙だったよね。ホントに。

なのに今回は、違う。
恋人ができてからのウキウキ感とか、恋人が浮気をしていないかと杞憂を抱いての騒動とか、双方の誤解で危うく別れそうになることとか、そういうものが主題で描かれている。
(恋人がいるから、セックスだって馬のようにやりまくりなのだ)。

ずーん。

ああ…。

そう、僕もこの3年の間に、変身していなければならなかったのだ…。
もてる男に。
そう、コリン・ファース並みの男に。

そんなことに改めて気づいた作品であった。

どうしたらいいのだろうか?
そうだな。
まずはトナカイとか雪ダルマとか、お茶目な刺繍の入ったセーターを着込むことから始めよう。うん。


話は変わるけど、レイトショーでこの映画を見る前に、横浜の中華街で晩飯を食べた。
ちょうど中華が食べたいさかり! だったので、非常に満足だった。
そして翌日は、このところ引っ越ししたいなあ〜という思っていて、不動産屋に行って、近所の新築のマンションを見せてもらった。

だから、部屋探しと中華とブリジット・ジョーンズ。これがこの3連休の過ごし方。

しかしいつも思うけど、休みも3日もあると持て余すよなあ。
たまにならいいと思うけど、最近3連休が多過ぎる。まったくなんでハッピーマンデー法なんて作られてしまったのか。

さらに、カレンダーを眺めていたら、気づいてしまった。
なんと、今年はゴールデンウィークの日の並びが異常によいのだ。

月曜と金曜に休みを入れると、10連休になってしまうではないか。そして実際、職場では多くの人が10連休を取得するに違いない。

おそらくは僕もだ。
しかし、与えられるその膨大な時間に対し、僕はいったい何をすればいいのだ!?

デートを楽しむという目論見もあったけど、それはこの前潰えちゃったし。
原稿を書くにも、はこの前仕上げてしまって、その後とくにまとまった依頼もないしなあ。
CCNAはいくらなんでもその時には取得できているだろうし(いや、万一できていないと相当やばいことになる)。

横浜でだらだらと過ごすか。
例によって、VELOCEで安いコーヒーをすすりながら読書に励む。部屋に積まれたまま放置しているハードカバーがいくつか減らせそうだ。
あるいは帰省して独身の友人と会う。
うん、せっかくだから地元で開催中の愛・地球博に足を伸ばしてみるか。…でも誰と? それに、混雑のさかりだぞ。

一人暮らしにとって、10連休は長過ぎる。
かなり持て余しそうだ。

この難局を、どう乗り切ればいいのか?

そうだ! 引っ越しだ。
引っ越しをすれば、やることがいろいろ出てくるだろう。
荷物の整理に、家電や家具の購入。体を動かすから、ダイエットにもなるし。

そんなわけで、引っ越しをしたい気持ちがまたにわかに高まっていくのである。

でも、なんか変な気がしないわけではない。
なんだかものごとの順序が逆のような。

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March 19, 2005

東京原発

都知事が主役の映画。

むかし広瀬隆さんの著作で東京に原発を!という本があった。たしか、ウクライナでチェルノブイリ原子力発電所事故が発生した頃だったと思う。

当時はその事故のせいで、原発の安全性や推進の是非をめぐって活発な議論が交わされていた季節だった。
もし推進派の言うように原発が安全というなら、東京に原発を建造しないのはなぜか? という強いメッセージを込めて書かれた本が「東京に原発を!」だった。

もっとも、僕はこの本は買わなかったんだよね…なにせ、まだ中学生だったからねえ。
ただインパクトのあるこの書名に、思わず手に取って立ち読みをした記憶は残っている。

ということで、東京原発。このタイトルを見た時には、中学時代にフラッシュバックした。
DVDとなってレンタルビデオショップに並んでいたので、借りてきて鑑賞する。


映画は、タイトルからしてその本のままなんだけど(原案がそれ、と言っていいんだろうな)。
東京原発の建設を実際に断行しようとしたらどうなるか? 架空の設定で現実を風刺しているように見せつつ、いまの状況が抱え込んでいる問題点をくっきりとあぶり出している。
まあ、あれだ。“思考実験”ってやつだ。

ということで、一見過激なテーマのためか、たいして公開も広がらなかったらしい(やっぱり電力会社に遠慮したのだろうか?)。
役所広司演じる東京都知事が、東京に原発を誘致する構想を発表する。目的は、それによってもたらされる莫大な経済効果。建設候補地は、新宿中央公園。おおーっ。

突如として降って湧いた都知事の原発誘致構想に度肝を抜かれて戸惑う会議室での役人たちの模様と並んで、劇中でもう一つの舞台になるのは、極秘輸送の核燃料を積んだトラックだ。
そのトラックが、テロリストによって奪取されドタバタはクライマックスに。時限爆弾のしかけられたトラックが向かう先は、東京都庁—。

そして都知事が活躍する。

ま、アメリカでは大統領が映画に登場し、カッチョよく描かれたりするけど、日本では内閣総理大臣が主役として描かれることはない。で、ようやく日本の政治家が描かれると思ったら、それは都知事であった。
なるほど、いまの都知事のパーソナリティなど思い起こせば、総理大臣よりは映画になりそうではある。

といっても、喜劇なんだけどね。


映画についてはこのくらいなんだけど、ちょうどいいから知事ネタを一つ。

知事といえば先週、千葉県の知事選挙があって、現職の堂本暁子さんが再選された。
というのは、まあ千葉県民以外にはさして関心のない話題だろう。愛知県出身、神奈川県在住、都内勤務の僕にとってもとくに利害関係はない。

ただ、僕は堂本さんにいちど取材でお目にかかったことがある。10年前、彼女が参議院議員だった時のことだ。
そう。ここで明かしておこう。堂本さんは、おそらく日本の政治家のなかで、最も早い時期にネットを活用した人である。1995年1月のことだ。

まだ、インターネットは一般的ではなかった。それは、当時日本最大のパソコン通信だった、NIFTY-Serveの電子掲示板でのことだった。毎晩、「永田町日記」という日記を掲載していたのが堂本さんだった。
その時、僕は愛知県の大学生で、文系の学生にしては珍しくNIFTY-Serveの会員になっていて、毎晩ダイヤルアップしてメールを読んだり掲示板を見たりしていた。そこで「永田町日記」に出会ったわけだ。

で、たまたまその頃の僕は、アエラの記者と知り合いになってそのトピックス欄に名古屋や大学生、パソコン通信関係のネタを取材して寄稿していたんだよね。
これはネタになる! と思ってアポをとって、愛知県からえっちらおっちらと東京・永田町の参議院議員会館まで取材にでかけ、掲載されたのがこの記事。

パソ通で永田町日記 参議院の堂本暁子議員
http://homepage.mac.com/yu1o/private/library/aera/nagatacho.html

実はこの後、同じ新党さきがけ衆議院議員(いまは民主党参議院議員)の簗瀬進さんが、「原人日記」という報告を同じくNIFTY-Serveで開始した。それが、僕が知る限り政治家がネットを活用した2番目の事例になる。

また当時、堂本さんの事務所には岡本さんという若き秘書がいた。永田町日記は、その人が堂本さんに代わってパソコンを操作し、アップしていたものだった。
その岡本さんはその後、新党さきがけでホームページを開設した。それが、僕の知る限りにおいて、最初の政党ホームページである。


なお、堂本さんはいまでは知事としてメルマガを出しているみたいですね。

千葉県知事:堂本暁子のメールマガジン
http://www.jca.apc.org/domoto/regist.html

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March 12, 2005

ローレライ

いろんなものを彷彿とさせる映画だよなあ。

ローレライ
なんと、超兵器を積んだ潜水艦という荒唐無稽な設定。舞台も、終戦間際というリアルな状況を選んでいるように見えつつ、そのほとんどは架空のもの…。
戦争末期の話というから、もっとシリアスな作品かと思って見に行ったら、なんともポップな歴史観にぶっとんだ。
むむむ。

で、あれこれ彷彿させるというのは、先立つ作品に、設定や要素として似たものが散見されるということだ。

まず、潜水艦である。弾薬を使わず操艦技術を駆使して圧倒的な量で迫り来る米国艦隊を打ち破る、という部分は、なんといっても沈黙の艦隊を思い出す。
また、終戦間際に、突如として現れた新兵器を使って“あるべき終戦の姿”を模索するという点では、同じ作者が現在連載しているジパングに通じるものがある。

新兵器を積んだ潜水艦の映画ということではレッドオクトーバーを追えもあるかな。
艦が危うい状態になった時に、士官が自己犠牲で仲間を救うシーンなんかはK-19かなあ。

そして、戦闘中に深海から歌が聞こえるという設定は、これはなんといっても超時空要塞マクロス。これでしょう!
そう、リン・ミンメイである。
いやあ、あのマクロスの設定はすごかった。宇宙空間を目前にしたステージでかわいいアイドル歌手が、キュートでポップな歌をうたい、それがそのまんま戦争の武器になるというシーン(なにせ、マクロスの物語世界の宇宙人は“文化”を知らない。歌を聞くのも初めてなので混乱してしまうのだ)。
これにはぶっとんだな〜。
平和の象徴である歌を、戦争に使う! すごいシナリオ考える人がいるものだ。
まあ、そうでなければマンガやアニメの系譜のなかに一石投じる作品にはならなかったわけだろうけど。

…おっとこれは、マクロスのブログではなかったね。

あと、日本海軍が密かに開発した超性能を誇る軍艦という設定も、かつてどこかのマンガであったよね。終戦後も身を隠したまま正義の味方になり、世界の平和を守る、という話があったと思うけど。
サブマリン707、あるいは、ビッグ・1か? いや、海底軍艦轟天号だな)。

とまあ、原作者のせいなのか、映画の制作者が意図したのかはわからないが、これら過去の作品をけっこう意識しているんじゃないだろうか、という気がした。

…と書いていて思いついた。これは、実写の形をとっているが、アニメなんだ。
リアリティを出すために舞台は宇宙ではなく海、時代は未来ではなく近過去を設定している。そしてモビルスーツや宇宙戦艦の代わりに潜水艦が活躍する。
でも中身はまさに、オタク世代のためのストーリーなんだ。
そうだったんだ!

そもそも原作者の福井晴敏さんは、ガンダムファンなのだ。先日、ガンダムに関するテレビ番組に登場していて、その姿は、ちょっとしたオタクっぽさを醸し出しているようであった。
ということで、原作者は、僕らの世代がその発展とともに触れてきたアニメやマンガというものに、かなりの程度関わりを持ってきた人だと言える。だから、先立つさまざまな物語の要素を、意図して隠し味のように溶かし込んだに違いない。

しかしなんだかんだ言っても、この映画、物語の展開としてはうまく仕上がっている。
最近見たなかでは比較的よくできた作品だと思うよ。少なくとも娯楽として、人におすすめできる一本ではある。

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March 06, 2005

アメリ

200503191427000
寒い…。
もう、3月だというに。

しかし、この寒さは体の感じるものばかりではなさそうだ。

なにせ、一人で横浜のみなとみらい、赤レンガ倉庫の界隈なぞうろついているのだ。三十路の独身男が、である。周りはカップルばかりのなかで、なんと寒々しいことよ。

といいつつ、実際にはみなとみらいを一人で散策するって、ふだんからよくやっているんだけどね。

それで、今回わざわざ赤レンガ倉庫まで足を運んだのはわけがある。誕生日の贈り物をすることになって、何がいいかなあと物色しにきたのだ。
やはり、ふだん足を運ぶスーパーとかデパートじゃなく、こういう非日常的な空間に来たほうが、何となくよいチョイスができそうな気がするものだ。

ちょっと洒落た空間に身を置いて、贈る相手と交わした今までの会話のなかから、何に興味があるのかなあ、と考えたり。

一方で、贈る相手との関係性—親密さの度合いというものも踏まえないといけなくて、その関係性から導き出される適正な値ごろ感というのもある。これは無視できない。
つまり、あまりに高価なものでは負担に思われるし、かといってチープすぎてはわざわざ贈る価値がない…てところのバランスをとるのが、プレゼントを考える時のポイントだ。

考えているうちに、かつての感覚がよみがえってきた。そう、20代の頃はそれなりに誕生日プレゼントも贈っていたんだよな。
もちろん、とくにそれで見返りが得られるわけじゃなかったけど。ただ、異性との交友関係を保つ上で、そういうことは自然にしなければいけないような気がしていたんだよね。

いつの間にかしなくなっていたというのは、そういう相手もみな結婚してしまったというのが大きいんだろう。
そう、彼女たちがそれぞれ誰かとともに新しいステージに上がっていく傍らで、僕は相変わらず一人で暮らしていて、のんべんだらりとした生活を繰り返しているわけだが…。
そんなマンネリとした生活の日々だけど、久々に物色する時間を得て思った。たまにこういうことがあってあれこれ考えるのって、やはりいいもんだよね。

ま、そういう知恵を巡らせて赤レンガ倉庫をうろついているとするならば、およそ似わぬ空間に一人身を置いているさまも、あまり寒々しくはないかもしれない。

実のところ、寒いのはやっぱり体だけだったんだろう。


ショッピングを済ませ、万国橋のたもとの道路沿いに停めていたクルマに戻る。
もう6年乗っている愛車、マツダのデミオだ。パーキングチケットの1時間以内で戻ってきたので、ほぼ予定通りのショッピング時間。順調だな。

さて家に帰って、近所のVELOCEで安いコーヒーすりながらCCNA(相変わらず合格していない)の勉強でもしようかな。…キーを回してエンジンをかけながらそう思ったけど、せっかくここまで来たのだから、映画でも見てみようか、とふと思ってしまったのがイケナイ。

よし! ローレライを見に行こう。携帯のサイトで上映時間が迫っていることを確認して、本牧に向かう。
ところが着いてみると、14時頃からと思っていた上映開始が、実は15:00からだった。なんだ、時間が空いてしまうじゃん。うーむ、しかたがないか。


15:00の券を買おうとして、壁のポスターが目に入った。

アメリだ。
なんと今週は特別上映をしているらしい。そういえば三河の友人Rから去年もらったメールに、アメリはいい、ぜひ見るべきだ、と書いてあった。おお、これはアメリを見にゃいかん! ということで、ローレライの予定を変更。

そしてアメリをぶじ鑑賞したのだった。
ふむ。たしかに悪くないストーリー。
贈り物をあれこれ考える日に見るべき映画としては、最適な1本かもしれないね。

今日はそんな日だった。


そうそう赤レンガ倉庫で、誕生日の贈り物はちゃんと納得したものを買えたんだけど、ついでに自分のものについても、珍しく衝動買いなぞしてしまった。

IMG_1002

それは、鞄だ。
僕は休日はもっぱら原稿執筆用にPowerBook G4(12インチ)と、それから読みかけの本を1,2冊くらいを持ち運ぶ。
ちょうど、そうしたサイズにふさわしい、ちょっとイカす感じの鞄を発見したのだ。

迷わず購入~。思ったとおりのよい感じで、るんるん♪ お出かけの定番になりそうだ。

それいいね、どこで買ったの、と訊かれた時に、んー、横浜の赤レンガ倉庫だよ、と答えられるマイかばんというのも(実際にそんな会話をする機会があるかは別として)、悪くはない。

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