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April 30, 2005

マスター・アンド・コマンダー

このところ、映画館に足を運んでいない。
映画といえば、もっぱらWOWOWNHK BSで放送されているものを鑑賞するのみだ。

映画館に行っていない理由は、バタバタしていたからだ。
何をバタバタやっていたかというと、引っ越しである。

そう、このたび引っ越しをしました。
近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください〜。


そもそもこれまでの住まいはというと…。

社会人になって東京勤務になって以来、足かけ8年に渡って住んだのが鎌倉市内の独身寮だ。そして、勤務先のビル移転を機にそこを出たのが3年前。
その時横浜市内に借りた部屋は、ほとんど1Rに近いといえる1Kの部屋だった。

これが最近になって、住み心地がよろしくないなあという思いが増してきたんである。

もともと20㎡の広さしかない物件なので、3年間住んでいると荷物が増えてだんだんと手狭になってきた。
それに、国道に面しているので、常にクルマが通る騒音に囲まれている。僕は音に過敏なほうではないので、なんとなく慣れてしまってはいる。けど、喧噪のないことに越したことはない。
それに困るのは、騒音にさらされるので窓を開けることができず、夏になると空調に頼らない限りは蒸し風呂状態になることだ。

さらに悪いことに、去年からベランダに鳩が棲み着いてしまい、糞公害に悩まされることになった。

引っ越しへの気運は、自分のなかでは少しずつ高まっていたと言える。


といっても、現実問題では引っ越しにはそれなりに費用がかかる。なので、どうしようかなあと思っていた。
いい物件でも出ない限り、べつにいまのところでいいや、と思っていた。

そう考えて逡巡していたところ、すぐ近くに新築のマンションが建ち始めた。
どうせファミリー向けの分譲だろうなあと思って眺めていたそれが、完成してみると1Kくらいのサイズの賃貸物件だった。
入居者募集の垂れ幕がかかっている。

合わせて3月の下旬、それまで個人的にあれこれ考えて取り組んでいたことが潰えて、当面手持ち無沙汰になった。うーん、これからしばらく何に注力しようかなあ〜という気になっていた。

気分転換がしたかったのだ。

そこでふと不動産屋の扉を叩き、その物件を見に行った次第。
ここまですると、引っ越しへの気持ちが固まってくる。不退転の決意になってくる。


13028474_216ところで2004年度の下期には、会社からCiscoの資格取得を課せられていた。
これは前にも書いたように難儀していたのだけど、残るCCNAも3月中にはパスする見込みとなった。

同時に、休日勉強をするというお題目もなくなり、別の個人的な取り組みが潰えたことも合わせて、手持ち無沙汰になることを意味していた。
これは、引っ越しへの敷居を下げる大きな要因だった。


…もっとも、そのCCNAは実際のところ3月末になってもまた落ちてしまい、結果としては4月上旬までかかった。
これは誤算であったわけだが、結局取得できたのでヨシということだろう(ほっ)。


契約を交わし、鍵を受け取って4月の上旬から引っ越しを開始した。
ごく近所なので、とくに業者には頼まず、2週間くらいかけてゆっくり荷物を運ぶつもりで作業を開始した。
アルミ製台車など楽天で購入したりして、準備万端である。

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最初の週の土日は、ちょうど桜が咲いていた時で、新居の隣にある公園の桜が満開となっていた。
荷物を運ぶ傍目で眺めて大変気分がよかった。



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次の週は、会社の後輩が手伝いに来てくれた。わざわざ横浜市内まで遠路ご苦労様というものである。
感謝、感謝。

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といっても実際にはあまり荷物を運ばず、すぐに酒盛りになったのだけどネ。



200504100933001そうやって引っ越した新居の感想を言えば、まず、広い。

今回は32㎡ある。これで、ようやく人間が住むくらいの空間になった気がする。本当に。


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いや、20代はべつに寮だとか1Rの物件でとくに不満もなかったわけだけど(そもそも20代の給料では贅沢は言えない)、30代の独身生活にはこれくらいあってしかるべきなんだろう。

そして、新しい。
新築なんだから当然だが、これはかなり気分がいいものだ。

その結果として、必然的に家賃が高い。
これは心配だ。
実はこの春に昇格したから、その給料アップである程度は吸収できるという目論見なのだが、はたしてそんなにうまくいくものか。
おまけに僕は、たいして乗りもしないのにクルマも持っている。その駐車場代にバカにならない金額を支払っている。
節約しなければいけないわけだが、意思の弱い自分。正直言ってうまくできた試しがない。

ということで、金銭面は大いに心配である。

とにもかくにも、そんなこんなで生活を開始した新居です。


気づけばゴールデンウィークに入っていた。

予定のない休日。一人の時間。
そこでTVのスイッチを入れたら放送されていたのが、ラッセル・クロウ主演のマスター・アンド・コマンダー

ラッセル・クロウはカッコよいよね。
ああ、つくづく僕もラッセル・クロウに生まれたかったよ。もし僕がラッセル・クロウだったら、見合いでことわられることもないだろうに…。

と新居でチューハイを空けつつ、くつろいで鑑賞したのである。
これがひとり飲み会ってやつだね。
うーん、満足…。

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April 06, 2005

ハウルの動く城

ハウルの動く城でございます。

何の予定もない休日には、暇つぶしに一人で映画を見に行くのが僕の過ごし方。
だけどこういう話題作になると、実は見に行くのがわりと遅めになる。

なぜかということで結論を先に言っておけば、話題作って、誰かを誘って見に行けるんじゃないかと思っちゃうんだよね。

そもそも、映画で人を誘うのって、定番のように見えて、実はなかなか難しいことだ。
その理由だけど。ご存知のように映画にはジャンルというものがある。アクション、SF、恋愛、コメディ、アニメーションなどなど…。
そして、人によって好みとしているジャンルは異なってしまう。

だから映画で人を誘うのって、既に十分相手のことを知っている場合をのぞくと、けっこう気を遣うわけだ。

僕について言うと、あまり見ないジャンルの映画で誘われたとしても、領域を広げるよい機会だと思って(といいつつ、本音は誘われること自体が嬉しいので)ご一緒させていただくことが多い。
けど、全ての人がそのような選択をするかは限らない。

しかし、あまりそういうことを気にしないで済む作品というものがある。
いわゆる、話題作というものだ。
話題作というと、好みのジャンルかどうかは置いておいて、とりあえず話題になっている。そのことで見に行く必然性が既にそこに存在している。

それに、話題作はだいたい万人に受けるように予め作られているから、見てからなんじゃこりゃ、と思うこともそれほど多くない。
そう、僕はだいたい映画については、変なポイントについてコメントをつける癖がある。僕のことをよく知らない人と見に行った場合には、屁理屈をこねまわす人という印象を与えるおそれがかなりある。
まあ、できるかぎり言わないよう気をつけるんだけどね。

万人に受ける映画というのは、なんじゃこりゃと思うことになる可能性は少ない。
仮にそのように思う場面があったとしても、万人に受けているのだから間違っているのは己だろうと言って自分を言い聞かせることができる。
(えーと、僕は屁理屈をこねくりまわすくせに、常識とか体制というものにはいたって弱い。長いものにはまかれろ、寄らば大樹の陰という人間なのだ。…まあ、でなきゃサラリーマンなんてやっていないわけだが)。

つまり、僕自身にとっても失敗のリスクが小さい。

そのような事情に、話題作というのは、人をお誘いするにはうってつけと思われるわけだ。

さらに、逆説として話題作を仮に一人で見に行った時のことを考えてみる。
ひっきょう、劇場にカップルやファミリーがたくさんいる。
そんな空間に一人で入り込むと寂しさもひときわになってしまう。
これはなんとしても、どなたかお誘いするしかないではないか!

毎回毎回、そういう思いに至るのである。

とにもかくにも、話題作は人を行動させる力をもつ。

そして、日本映画における話題作の筆頭。
それはなんといっても宮崎駿アニメであることは衆目の一致するところ。

かつて、未来少年コナンアルプスの少女ハイジを作っていた頃とは打って変わって、日本を代表する映画監督にのし上がってしまった宮崎駿氏。

1,000万人規模の人が見に行くという、その作品。

“アニメ=オタクのもの”という図式が完全になくなったわけではないが、宮崎駿アニメだけは別枠である。
えー、ルパン三世・カリオストロの城風の谷のナウシカが初公開された頃はたしか、そんなもの見に行くのは大いにマニアックな人扱いされたような気がするんだけど。
でも、いまやそうした過去の作品までさかのぼって、一般人にとっての名作とされている。

現在では3年にいちどくらいのペースで公開される宮崎駿アニメ。
多くの人が待ちわびる期待感に反するような、その製作のペースの遅さは、RPGのドラゴンクエスト・シリーズに匹敵するであろう。
その公開のタイミングといえば、それはそれは貴重な機会であるわけだ。

しかし…。

これは、宮崎駿アニメ以外の話題作でもよく経験することであるが……。

今回もまた、結局どなたへのお声がけにも成功することはなかった。。
ちゃんちゃん。

とほほ。

_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○

というわけで、公開開始から何ヵ月かたったある日。そろそろ見ておかないと上映が終了するんではないか。まあ、べつにいまさら見に行かなくてもいいだろうけど…しかし、話題作なだけに今後いずれかの席で話題に上ることも多いと思われ。
現代人の一般教養として、見に行っておいたほうが得策であろうなあ。そんな計算が働いて、映画館に足を運んだ。

こうして4月の初めに見たハウルの動く城

さて。
一つ言わせてもらってよいでしょうか。

上に掲げた、話題作は、なんじゃこりゃと思うことはない、という論旨とは矛盾するのだけど。
あるいは、万人が正しくて僕の常識のピントがずれているということの証明の一つなのかもしれないけど。

最近の宮崎駿アニメって、本当に面白いですか?

いや、つまらないとは思わないけど…ただ本当に、1,000万人規模の人びとが物語に面白さを感じたり、描かれたテーマに感動したりする内容なのでしょうか?

正直に言うと、僕はもののけ姫以来の作品は、話のよさがさっぱりわからないのだけど。

かつてはそうでなかった。

天空の城ラピュタなんて、冒険アニメの最高傑作だと思う。見ていてすごくわくわくするし、その気持ちは大人になっても変わることがない。
(ただ、人は不要にたくさん死ぬけど)。
となりのトトロは、言わずもがなで、日本人のハートをくすぐる風景にとんだお話だ。
そして、僕がいちばん好きなのは、魔女の宅急便
最後の飛行船を助けるシーンでは、がんばれキキ!と、思わず声を挙げて応援しそうになってしまったものだ。

そう、かつての作品はわかりやすかったのだ。

しかし、最近の一連の作品は、わからないことだらけ。
不可解のオンパレード。

もののけ姫。これはナウシカの裏返しだということだけはわかった。が、この内容でみんなが気持ちよく見られているものなんだろうか。
千と千尋の神隠し。よいお話だとは思うけど(おまけに、千尋の声を柊留美ちゃんがやっているところには“萌え〜”なんだけど)、、なんでお父さんとお母さんは豚になり、ラストではなぜ、大当たり〜♪で元に戻れるのだろう。うーん。。。

そして、ハウルの動く城
ここに至って、その作品世界への不可解な思いは頂点に達した感があるのです。

わ・か・ら・ん。

なぜ、そんなに大多数の人が見に行っているのかが、わからない。

どうなんでしょう。
やっぱり、間違っているのは僕の感性なんでしょうか。

_| ̄|○

…これって屁理屈

_| ̄|○

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April 03, 2005

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!アッパレ戦国大作戦

日曜日の午前。昨日の曇天とは打って変わって、天気もよい。

桜は開花したといっても、まだほとんどがつぼみだろうなあ。でも、さくら名所100選にもなっている近くの公園まで見に行こうかな〜。

そう、僕は花見の季節が好きなのだ。咲き始める桜を見ると、たまらない気持ちに包まれる。
そして平安の色男、在五中将を気取って、彼の歌をひとりごちたりしてみる。

 世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

そんなことを考えながら、まずは休日の朝の例に漏れず、朝食や洗濯やらとりかかっていたのだけど、ついでにつけてしまったテレビのチャンネルがBS 5チャンネル、つまりはWOWOW
そこで放映されていて、なんとなく見てしまったのがこの、クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!アッパレ戦国大作戦

しんちゃんが、戦国時代の春日部にタイムスリップして、あれやこれや…というストーリー。

むむむ、これはなかなか骨太なアニメだな。
なにせラストは、まんまであり、かつ戦国自衛隊(映画ではなく、小説のほうね)なのだ。

子供向けアニメで、このラストとは!? 重すぎるぜー。さすが、クレヨンしんちゃん

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