« saku saku ver.1.0 | Main | フォーガットン »

June 05, 2005

機動戦士Zガンダム A New Translation 星を継ぐ者

ウィルコムの新しいCMが、インターネットで話題になっているという。
なんでも、見ればしんみりしてしまう内容だというのだ。

ということを聞いて、さっそく部屋のPowerBookからウィルコムのサイトにとんでみた。

 WILLCOM: 広告ギャラリー: CMオンエアー
 http://www.willcom-inc.com/corporate/gallery/cm/

willcom_cm01話題になっているのは、このなかの「通話無料 父娘篇」。
ウィルコムが5月から開始したPHSの音声定額サービスをアピールする内容なんだろうけど…。
とりあえず、60秒バージョンをクリック。Mac OSのなかでWindows Media Playerが立ち上がり、映像がスタートする。

うっ。

willcom_cm02なんだこれは…。本当にしんみりしちゃうじゃんか……。
涙腺ゆるんでしまうよ。。

「元気か」
「元気だよ」
セリフとしては、ただそれだけの繰り返しなんだけどね。

僕も地方の親元を離れて、気づけばもうかなり長いこと東京で働いている。この前帰省した時には、定年退職を迎えた父の苦労をことほぎ、酒を飲んだばかり…。
なので、こういう感情を突かれると滅法弱いんだよね。

親娘の間での、同じセリフの繰り返し。
とはいえ、コミュニケーションの本質は、bitという単位に還元される無機的な情報のやりとりじゃあない。お互いの関係性を再確認するという行為である。
何万年も前から人びとは、お互いの紐帯を維持するために、ごくごくありきたりの言葉を繰り返してきた。

うまいところを突いたCMだと思う。
いいじゃん、ウィルコム

このCMで宣伝している音声定額サービスは、PHS復活の切り札だという。

実際、かなり好評のようで、ウィルコムの契約者数も2ヵ月連続で6万を超える純増を記録しているらしい。(朝日新聞の記事)。
久しく誰の目にも苦境が明らかな状態にあり、競合事業者のアステルは早々に看板を下ろしNTTドコモも撤退を公言したなか、1事業者の工夫によって復活の兆しが見えてくるというのは、面白いといえば面白い。

ところで、あのでかいお父さんストラップは、実際に作ってノベルティにしたりしないのかなあ。


さて、アニメーションの世界で2005年に復活したもの。

Z(ゼータ)ガンダム

あらかじめ言っておくと。
僕のアニメやマンガへの理解は、一般教養の一つとして話題にのぼっているものには触れておくという範囲にとどまっている。二次元世界に過度にのめりこんだり、豊穣な知識を蓄積しひけらかすという、オタクの領域に遠く及ばない。
ガンダム世界への理解も、その範囲に留まっている。

ということをことわった上で、述べるんですが;

それら一連のガンダム作品のなかで、機動戦士Zガンダムはいささか思い入れのある作品ではある。というのは、僕にとってはリアルタイムで本放送を見た、唯一のガンダム作品だからだ。

僕はZガンダムのほかには、これまでにたしか機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)、逆襲のシャアF91を見ていると思う(意外に少ないな)。ファーストガンダムは何度も再放送をしていたのだけど、残りの2作品はここ1,2年にレンタルして鑑賞したものだ。

これに対し、Zガンダムは本放送が僕の中学1年の時だった。1985年の毎週土曜日の夕方、僕らの地域では11チャンネルの名古屋テレビで放送されていた。

土曜日、授業は半日で終わり部活動が終わって帰宅して、晩御飯を食べるまでの間の時間だ。中学生の僕は、家のテレビのチャンネルを回し、このZガンダムを見ていた。

だから、Zガンダムの主題歌を聞くと、実は中学に進学した時のちょっとドキドキした気持ちとか、真新しい校舎とか(新設校でまだ3年目だった)、学校を取り囲んでいた緑とか(山の中だった…)がフラッシュバックしてしまう。

もっとも、アニメとしては当時の僕にとってはあまり面白い作品ではなくて、最初はガンダムの続編という話題性で見ていたのだがじきに飽きて、途中から見なくなってしまった。
アムロとシャアが再会するあたりが、最後に覚えているシーンかな。
(そうそう、大人になったホワイトベースの乗組員が一通り出てきていて、登場するたびにおおっ! となるアニメではあったな)。

まあ当時の僕にとっては視聴を続けさせる魅力に欠けたZガンダムではあったが、それでも話の途中までは見たわけで、だから続きがどうなるのかは長らく気になっていた。
なんでも主人公のカミーユが最後に精神崩壊してしまうという異色のラストであることは、最近になってガンダム本を立ち読みして知った。

そういう少々気になっているアニメではあったので、機動戦士Zガンダム A New Translation 星を継ぐ者が製作されると聞いて、見に行くことになるんだろうなと思ったわけだ。


実際に見終えたところで感想を記すと…。うーん。

ま、お話はおそらく当時のストーリーのままなんだろうな。そこに手を加えて、あれこれ圧縮したり多少付け加えたりしているのだろうけど。

映像としてはいくつか作り替えていて、真新しい絵がかなりあるんだよね。一方で大半のシーンはむかしの絵をそのまま使っていて、その格差が激しい、と思った。
だから映画を見ていても、あ、これはむかしの絵だ。あ、こんどは新しい絵に変わった、と。ついつい気にしてしまって、落ち着いて見ることができない。それが正直なところだったかなあ。

全部新しい絵で作り替えてくれればいいのにね。まあ、でも製作費の問題もあるわけだろうけど。

それから、絵の話であえて一つ言うと。エマ中尉については、もとの絵のほうが好きだったかな。

いやあ、エマ・シーン中尉のキャラってなんとも優等生っぽくて、僕にとっては気になる女性像なのです。
会社にたとえれば、新しく入った職場に、仕事ができてちょっとキツい先輩女性がいるってシチュエーションでしょうか。うーーん、そそられるものがありますよなあ。ノースリーブの軍服姿ってのも、たまらなくgood! 

ああ、エマ中尉にビンタされたい… (;´Д`)
(あ、このシーン映画じゃカットされていたけどね)。

かくのごとく、二次元キャラながらエマ中尉に僕は憧れ、それだけイメージが強く記憶に食い込んでいたのでしょう。
ところが、リニューアルされた本作の描き直されたキャラは、全体的に、かつての絵に比べややかわいい感じになっているんだよね。カミーユも、アムロもシャアも。そしてエマ中尉もだ。

うーむ。。
この絵ではかつて漂っていたあの、凛としてちょっと厳しい職場の先輩って雰囲気が失われてしまっているよ。…ま好みの問題と言われればそれまでなんだけど、僕はむかしのエマ中尉の絵がよかったなあ。

|

« saku saku ver.1.0 | Main | フォーガットン »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 機動戦士Zガンダム A New Translation 星を継ぐ者:

« saku saku ver.1.0 | Main | フォーガットン »