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June 19, 2005

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

いい歳こいて、買ってしもたよ…。

jigoro

増田ジゴロウのキーホルダー。

これ、このむびろぐでもなんどか取り上げているけど、テレビ神奈川の人気番組、saku sakuのキャラクターなんだよね。このキャラクターグッズが、たとえば神奈川県内の東急ハンズになぞ行くと、売っておるわけですな。


そんな人形と戯れんとする、平和な日曜日の午後——といっても、梅雨なんで雨が降らなくとも湿っぽくて鬱陶(うっとう)しい時期ゆえ、のどかとは言い難いんだけど。
部屋でまたまた、HDDレコーダーに録り貯めていた映画を鑑賞する。例によって、WOWOWでのオンエアを録画しておいたもの。

今日観たのは、キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
なんでも、実在した詐欺師のお話だそうで、レオナルド・ディカプリオが16歳の天才的な詐欺師を、トム・ハンクスがFBIの捜査官を演じている。

公開時にも気にはなっていて、観に行こうかな〜と思っていつつ見逃してしまった作品。
いやあ、ディカプリオ演じるフランクが繰り広げる詐欺の実に見事で華やかで爽快(?)なこと! 時間としては2時間半もあってちょっと長いかな、とも思ったけど、面白い物語でした。舞台となるのは60年代のアメリカで、その雰囲気を楽しめるのもよいかも。

しかし、10代でこれほどの経験をしてしまうのって、どうなのかなあ。その後の人生がけっこうつまらなくなるんじゃないかと、人ごとながら心配にもなってしまうね。
たとえば大学でサークルとかバイトとかが充実していて、刺激的な経験や人との出会いに恵まれていたのに、就職してサラリーマンになったとたんにペースが狂ってしまうことがあるじゃないですか。
…若い時の刺激が大きければ大きいほど、その後のギャップに悩むことになるんじゃないかとなあという気がする。

でも、若くなくなってもずっと刺激的な生き方を選びとれればいいのだろうけど。そういう生き方をしている人も、たしかに少なからずいる。うん。
フランクの場合はどちら…? ま、これについてはこの映画のエンドで、その後のエピソードが少々語られるんだけどね。


さて、華やかさから一転、渋い話でも書いておこう。
鎌倉に住んでいたことについて。

この週末は、金曜日の夜に会社の後輩たちが、そして土曜日の昼にはスキー仲間の友人たちが、それぞれ僕の住まう横浜市内にまで遊びに来て飲んだくれるという、珍しく千客万来なウィークエンドであった。
友遠方より来る、また楽しからずや…。(東京都内から横浜市まで来ると本当に遠いらしい。おつかれサマでした m(__)m )。

僕はこの4月に引っ越した。東京で働くようになってからの住まいとしては、3件目の部屋になる。

2件目だった前の部屋から今回の部屋へは、横浜市内のJR京浜東北線の同じ駅の範囲で、新築の物件に住み替えをした。東京で働いたこの10年間でいちばん長く住んだのは、1件目の部屋である。
それは実は、鎌倉だった。配属にあたって割り振られた会社の独身寮が、鎌倉市内にあったんだよね。

僕が就職して東京配属を希望したのは、日本の中心の大都会で、仕事も生活も、刺激に満ちた時間が送れるに違いないと考えたから。
まあ、東京なんだから、やっぱり東京ラブストーリーみたいなことだって起こるかもしれないと、期待するわけですよ。

でも、実際に住むことになったのは、東京都から遠く離れた土地、神奈川県鎌倉市
僕の大都会への期待は皮肉にも配属と同時に、割り当てられた寮の通知で見事に打ち砕かれたってわけデス。


そんなわけで、僕は1995年から2002年まで、緑に囲まれた閑静な住宅地のなかの寮に暮らした。

その時は、品川勤務だったんだけど、寮から会社まで、京浜急行バスとJR東海道線で片道1時間半もかかった。往復は3時間! 1日24時間のうちの実に8分の1が通勤に費やされたわけだ(しかも、それが7年間!!)。
ホント遠かったヨ…。しかも、平日朝の東海道線は信じられないほどの満員状態だし。休日は休日で、9時過ぎるとバスがなくなったりするし。
この寮に住んだ7年間は、日常的にあちこち出かける上では、かなり制約が多かったと思う。かなり損をしたという気持ちを抱いていた。

そしてその反動で、寮を出る時が来たら、駅に近いところに住もう、と固く決意をしたんだよね。
いまは駅まで5分、会社までは1時間以内というところに住んでいる。引っ越した当初は、ああ、なんて人生が楽なんだと思った。本当に、しみじみそう感じたのです。
引っ越してから体重が増加してしまったのだけど、これは炊事をして毎朝御飯を食べるようになったことに加え、なにより通勤時間が短くなったことが大きいと、僕は信じている。


鎌倉に住んでいた時は、交通も不便で通勤も遠いし実に損をしている気になったのだけど、ただ、よかったこともないわけじゃあない。

そう、ものごとには必ずいい面と悪い面があるのだ。あのポリアンナのように(…ってこのアニメ知っている人はもはや希少?)、“よかった探し”をするべきなんだよね。
で、鎌倉に住んでよかったことといえば、やっぱり、そもそも鎌倉に住むなんて経験自体、そうそうできないということに尽きるだろう。

けっして希望したものではなく偶然の結果とはいえ、首都圏近郊の観光地であり、緑と海に囲まれ、歴史遺産も豊富な土地に住んだという経験はかけがえのないことである。
おかげで、鎌倉のや、あるいは湘南の映像がテレビ番組や映画に出てくると、有名スポットであればそれがどこなのかわかるようになったし。住んでいた寮の場所は観光地からはちょっと外れたんだけど、それでもたとえば北鎌倉とか、小町通とか由比ケ浜とか、ぶらりと出かけるような機会は少なくなかった。

いまはあじさいがきっと旬なんだろうし。ああ、あじさい寺も何度か行っているよなあ。

yuigahama

これからの季節だと、とくに花火なんか楽しみだよね。

鎌倉の花火大会
一時は友人たちを誘って大勢で観に行ったこともあったけど、寮を出る最後の1、2年は一人で眺めていたかな。
花火の日、夕方からとぼとぼと由比ケ浜まで歩いて、観に行っていた。(…僕の寮からだと、大仏とか長谷観音とかの前を通って、江の電の線路を横切って、足かけ30分くらいで海岸に到着する)。

道を歩いていると途中、家族連れが増えてきて、う〜ん、地元の花火大会だよねえ、って気分になってくる。

適当な空きスペースを見つけて腰を下ろし、一人で缶ビールを空ける。これには正直、周りが若いカップルなどでにぎわっているなかなので、多少の寂しさも感じる。
でもそうやってぶらりと行って、海に上がる花火を眺めるって、風情があっていいもんだ。

それが鎌倉のの思い出である。


鎌倉の夏の風景のなかで、そんな時間を過ごすって経験、おそらくはこの先もないと思うし……そう考えると、通勤が遠いのは本当に嫌でたまらなかったんだろうけど、やっぱり貴重な7年間を過ごしたと言えるんだろうな。

偶然、最初の住まいが鎌倉のだったせいで、その後も神奈川県からはあまり離れたくないとの思いはあった。そこで、新しい住まいには、近場の都会である横浜を選んだ次第だ。

横浜での一人暮らしは気に入っている。

僕は毎朝FMヨコハマを聞いているし、テレビ神奈川も比較的よく見る。
そしてsaku sakuにも出会い、増田ジゴロウに共感を抱く身にもなってしまったわけだ。

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Comments

松本です
ポリアンナ、私も高校時代に見てましたよ。好きな女の子もポリアンナが好きでねえ。いっしょに良かった探しをしたもんです。
今は3歳になる娘と毎朝再放送見て懐かしみながら、良かった良かった言ってます。
確か原作は「少女パレアナ」 なんですよねー。読んだ事無いですけど。

Posted by: 松本 | June 22, 2005 09:35 PM

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