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October 22, 2005

蝉しぐれ

ズルズル、クション…と。
ここんところずっと雨が降っていて気温が低かったせいか、風邪をひいてしまったよ。

週の半ばからどうも変…と思いつつもサービス残業などしていたら、いやいや、やられてしまいました。
ある日は午前中だけ会社に行って打ち合わせに出て早退したり、次の日は1日自分が出ないと回らない用事があって休めずに出社したりと、そんなふうに体のためには根本的に間違っていることをやっているうちに、休日を迎えた。

部屋でベッドに寝込みつつ、テレビでNHK BSをつけていると、海外ニュースにてヨーロッパで鳥インフルエンザが見つかっていて、ちょっとした騒ぎになっている模様を映し出したりしている。風邪でダウンしているところに鳥インフルエンザのニュースか。実にシュールだなあ。
「復活の日」でも読んでみようか。

ということで、せっかく休日を迎えたわけではあるが。
体調はよくないし、それゆえ誰とも会う予定も入れていないし、必然的にテンションは低くなる。ああ、一人暮らしってさみしいなあ〜(´ω`。) 久々に心底そう感じてしまったヨ。


部屋にこもっていても気分は塞ぐし、一応出歩けるくらいには復調しているので、とぼとぼと駅周辺をうろついてみる。

iモードで上映時間を確認して映画館に向かい、前々から観ようと考えていた「蝉しぐれ」を鑑賞する。映画館の都合か、劇場はプレミアスクリーンで、ゆったり座席にもたれて鑑賞できた。この土日唯一のラッキーといえることかな。

この映画は、けっこう萌え度が高いストーリーではないかと思って注目していたんだよね。

幼なじみの仲でお互いひきあっていた文四郎とふく。しかし、文四郎は父が謀反の罪で切腹となり、一方ふくは殿の側室となる。そして年月を経て大人になった二人(木村佳乃と市川染五郎)が対面する。封切り前に流れていた予告編では、そんな光景が映し出されていた。

とくに予告編の二人が対面するシーン、なんとも切なく胸を打つ映像なのですよ。。。

そう思って観たところ、予告編で想像していた通りの映画であった。
そしてこの二人、お互いのことを想いつつ、でもプラトニックなまま別々の人生を歩んでいくのね。ああ、キュンとするねえ。泣かせるねえ。

いい映画でした。

ただ、個人的な好みを言うと、萌えサムライ映画として比べると同じ藤沢周平原作で昨年公開されていた「隠し剣 鬼の爪」のほうが上だったかな。
あのだらしな系武士・永瀬正敏と、ピュア女中・松たか子のカップルは最高だったよな。僕にとってはやはり、“殿の側室”よりも“女中”のほうが萌え度が高いようである(端的に言えば、人妻よりメイドということだよ)。それに、あっちのラストはハッピーエンドでほんわかとした気持ちになれた。ウン。


切ない映画を見終わってまた一人。少し寒い夜の街をまたとぼとぼと歩いて、マンションに戻る。

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