« 春の雪 | Main | 江戸東京たてもの園 »

November 03, 2005

カスタムメイド10.30

僕は広島弁の女の子には、弱い。

これも古い話だけど、過去たまたま広島出身の子に恋をしたことがあった。かわいく、なかなかに魅力ある存在であった彼女はずっと広島弁を喋っていて、これにはやられてしまった。

方言の力。ま、地元にいると普通なんだろうけど、この東京にいて方言が言葉の端々に出ると、それだけで好感度がアップしてしまう。標準語の女性だったらとくに記憶に残らないんだろうけど、広島弁とセットになって淡い記憶はいつまでも心に残っているのである。

ああ、きゅんとするねえ。


さて、いまの僕は木村カエラに日々感嘆している。

テレビ神奈川で毎朝放送している音楽バラエティ「sakusaku」に、木村カエラが登場したのはもう3年くらい前のことになる。当時はセブンティーンかなんかのモデルということで登場してきた。この娘、最初は(いまもだが)ブラウン管の向こうでわりと無愛想だったんで、なんなんだこの18歳は、と思っていた。

 kaera_sakusaku
 (テレビ神奈川「sakusaku」より)

しかし、この人はなかなかたいしたもんだと最近は考えている。彼女は会話のセンスがいいのだ。頭がいい。ま、九州の県の名前を聞かれて宮城県を挙げるなど、ぶっとんだところも見せつけるが、そういう学校教育的な頭のよさではない。もっとべつの尺度での、非常に優れた感性を持っている。

僕がそんなふうに感じ始めた頃、既に彼女はモデルとしての枠を越えて活動し出しており、既にCDを出していたり、ボーダフォンのCMに登場して「カエラはメールしほうだい♪」とのたまっていたり、徐々に世間的に名が知られるようになってきていた。そこから先のブレイクは、ご存知のとおりだ。


木村カエラのような女性は正直僕の好みではないので、仮に身近にいたとしても、僕は自分からは好きにならないだろう。ただふりかえってみると、逆に僕の人生はこういうカテゴリの子に好かれることが、実は多かったような気がする。

一般の感覚の人たちの集団に混じると僕はスルメみたいなもんらしい。「おおみずは噛めば噛むほど味がでる」とよく言われる。このブログを通してしか僕を知らない人には的確に伝えられなくて申し訳なく思うけど、以前もどこかで書いたけど掛居君や取手君には決してなりきれないのが僕だ。

そんな僕の、キワモノ(電波男)的な部分を面白がって愛してくれる人が、男女を問わず折々現れる。そんな人たちのおかげで僕はここまで生きてこられたと言っても、過言ではない。

僕が出会ってきたそんな人たちのタイプに、木村カエラは似ているのだ。
いや、もちろんこれは錯覚かもしれないけど。でも、sakusakuでカエラと共演する人形キャラ、増田ジゴローや白井ヴィンセントとのトーク−ガンダムやスターウォーズ、戦国大名や三国志などのネタが多い−に相槌を打つ姿を見て僕はそう感じてしまったのだ。


前口上がずいぶんと長くなった。

sakusakuで知った木村カエラの初主演映画ということで注目。さらに予告編でカエラちゃんが女子高生の制服を着て広島弁を喋っているのを見てこれまでにない“萌え”を感じ、足を運んだ。

映画「カスタムメイド10.30」。

「歌いたいんじゃ、歌いたいんじゃ、歌いたいんじゃ〜」と叫ぶ木村カエラの姿に、僕らが知る歌手としての彼女を思わず重ねてしまうよね。

でも、映画のストーリーとしては???な内容だった。まあ、解説にあるとおり「奥田民生10.30ひとり股旅@広島市民球場LIVEのドキュメントと、広島で青春を過ごす、バンド少女のストーリーをクロスさせた青春音楽映画」の、それ以上でもそれ以下でもないわけなので、よしとしよう。

以前出張の多い仕事をしていた時に、何度か広島にも出かけたことがあった。その時訪問していた支社のビルは、広島市民球場の隣に建っていた。今回、映画のスクリーンにもちらりと映っていて、かつての仕事をしていた時のことを少し思い出した。あの時は僕もまだ若手と呼ばれる年代だったな〜。


どうでもいいけど劇中で木村カエラが手にしている携帯電話は、ボーダフォンではなくauだったヨ…。


|

« 春の雪 | Main | 江戸東京たてもの園 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference カスタムメイド10.30:

« 春の雪 | Main | 江戸東京たてもの園 »