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April 15, 2007

ブラッド・ダイヤモンド

ビックカメラのポイントが余っていたので、それを活用してラゾーナ川崎ビックカメラでCDを買った。

購入したアルバムのタイトルは、いきものがかりの「桜咲く街物語」である。まあ、いきものがかりというアーチストの存在はなんとなく前から知っていたんだけど、CDはまだ持っていなかった。初購入である。…と思っていたら、ン!? なんだ、これがファーストアルバムかいな。


 


そういうことで現実の桜はもう散ってしまっているのだが、ヒットした♪「SAKURA」を聴いたり、あるいは♪「うるわしきひと」を聴いたりして、しばし若返った気分になる。おうおう、初(うい)やつよのう、という感じである。


さて、4月15日の午後、暇だったので映画を観に出かけた。

映画を観るのもなんだか久々だな~と思って考えてみると、2月25日以来か。3月は公私ともどもいくらかバタバタして、精神的にちょっと疲れたりもして、映画館に足を向ける余裕がなかった。そもそも、観たいと思わせるタイトルにも乏しかった。

この日観たのは「ブラッド・ダイヤモンド」。僕の心のライバル、レオナルド・ディカプリオ君が出演しているという。お話は、ダイヤモンドが絡んだアフリカの国際紛争を舞台にしたもの。


 


内戦で愛する家族と引き裂かれ、強制労働の現場でバカでかいダイヤモンドの原石を発見してしまった現地人の男が、レオ様演じる元傭兵の密輸商と出会って、あっちこっち逃げ回りつつ、家族や息子と再会する、というもの。さらに、しかし愛すべき息子は、捕まった反乱軍の訓練を受け、殺人を繰り返す少年兵となっていた…なんて展開もある。

こう書くと重そうだけど、まあ結末をちょっとだけ記すのを許してもらえれば、ハッピーエンドと分類してよいんだと思う。少なくとも後味は悪くないので、ハードなテーマを描いた社会派作品ながら万人におすすめできる。


でもあえて言うと、近年のものでいえば「ホテル・ルワンダ」とか、「ロード・オブ・ウォー」とか、そういった作品を鑑賞された方々向けかな。書籍でいうと「カラシニコフ」とか。これらのタイトルを聞いてピンときた方にはとくにおすすめできると思う。

(ちなみに当ブログにおける「ホテル・ルワンダ」の記事がこちらで、「<ロード・オブ・ウォー」がこちらね。ご参考まで)。


 


それにしても、欧米の(日本も?)金持ちたちが贅沢のためにダイヤモンドを求める影で、アフリカでは無辜の民衆が巻き込まれる陰惨な状況が生じていたって、たしか似たような話を以前も聞いたことがある。僕はまあ、とりあえずダイヤモンドを買っていないから関係かな、とも思っていたんだけど…。

そう、似た話は大学の時、文化人類学の講義で聞いたんだった。近世の時代のヨーロッパとアフリカをめぐる話だ。

その時代、ヨーロッパで王侯貴族たちがデザートにチョコレート菓子などを楽しんでいた。ところがそれらお菓子の原料となるカカオだか砂糖だかの輸出をめぐって、当時のアフリカではやっぱり戦乱が置き、たくさんの人が犠牲になっていた、と。西アフリカの民族社会に関する講義の時間だったけど、先生が話していたのはそんな内容だったと思う。

ダイヤモンドだけではなかったのだ。

いやはや、こういう悲劇のスキームは、幾世代を経て変わらず繰り返されるのか。なんとも恐ろしく、痛ましいことですなぁ。


 

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