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July 28, 2009

アマルフィ

織田裕二さん、ドコモがスポンサーの映画になにごともなく出られるようになって、よかったね。



http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD14545/gallery/p011.html


あれはたしか約10年前のことだったか。織田裕二さんがその当時開始された携帯電話サービス、cdmaOneのキャラクターとしてCMに出演するが決まり、話題になった。

というのは、その直前まで彼はNTTドコモのCMに登場していたのだ。当時まだ大きかったPDA(携帯情報端末)を片手に、第2世代の携帯電話でデータ通信を行なう姿なんぞが放送されていた。それに対してcdmaOneを開始するのはIDOとDDIセルラー、すなわち現在のKDDIだ。

躍る大捜査線での青島刑事の印象強い好青年キャラの彼だったが、ライバル会社のCMに転じるという当時もいまも業界としては大変珍しいことをやってのけたわけで、大きなニュースとなった。しかしその時思った。彼はもうこの先金輪際、NTTグループ関連の宣伝には出られないんだろうなあ。

ところが、その彼が最近、NTTドコモのCMに出ているではないか。いわく「アマルフィ・ビギンズを見るなら! ドコモ動画」と。織田裕二さんがドコモのCMに再び返り咲いたのには素朴に驚いた。

これが、10年という時の重みなんだろうか。かつての裏切り者も、新たな友になってしまうわけなのね。


そんなこともあって僕の記憶に刻印された映画「アマルフィ 女神の報酬」を鑑賞しに出かけた。一応、今シーズンの話題の大作であるようだしね。


 アマルフィ 女神の報酬
 http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD14545/


http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD14545/gallery/p001.html


さて、鑑賞しての感想としては…外交官、黒田はちょっと無口で無愛想な男なんですね。織田裕二さんもそろそろ青島刑事からイメチェンかな。

とはいえ内容的には、タイトルとして掲げているわりには、実はアマルフィがあまり関係なかった…。あと、“女神の報酬”と掲げられているサブタイトルの意味も今ひとつわかりにくいね。何のことを言っているのかストレートじゃありませんな。

ううむ。

それから、ネタバレで恐縮ながら核心部分について。

誘拐された少女の母がミネルヴァ社のオペレーションセンターで銃を振り回すシーン。いや、天海祐希にこれを実行させるのが誘拐の真の目的だったなんて…犯人のやること少々回りくどくありませんか。

だって…これ、もし関係者の頭が悪く映像が改竄されている可能性を全く気づかなかったらどうなっていたの? あるいは映像をオペレーションセンターではなく別の場所で確認することになったり、あるいはセンターの入室時に身体検査があって(機密情報のある施設なら普通あるよね)そこで銃が見つかっていたら…というリスクを考えると成功の見込みは決して高くないと思うのだが…。

(これで思い出したのが、ジョディ・フォスターの「フライトプラン」。あれも犯人はかなりリスクある計画を立てていたよね。思い起こせばあの映画も……。おっと、話がそれた)。

とはいえこんな疑問も全編イタリアロケという映像の、壮麗なる迫力に包まれれば思わずふっとんでしまう。なるほど、ミステリ映画としての仕掛けの出来を問うことなど思わずどうでもいい気にはさせる。これは別の面での魅力にあふれた大作であると思った。

ブラヴォー!



http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD14545/gallery/p004.html

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